2025年11月17日
ウンブリア、オリーブオイル生産者さん訪問
今年のイタリア現地訪問は、オリーブオイルの名産地・ウンブリア州を中心に回ってきました!
現在FAROの取り扱いはシチリア、トスカーナ産ですが、イタリアは各地で風味が異なるのでより良いものがないかの視察です。
ペルージャまでは電車でのんびり旅。そこからは、今回の相棒・SUZUKIのレンタカーで丘を越え山を越え…ウンブリアの見事な丘陵地帯をドライブです。
レンタカーもヨーロッパはマニュアル車が主流のため、特に今回のような地方ではオートマを借りられるところに限りが。。。
そのため、わざわざ用事もないのにペルージャ空港で借りる事になりました。
とっても小さい空港で、ペルージャから空港まで乗せてもらったオジサンはスーパーマーケットって言ってました。
ウンブリアは、トスカーナに隣接する海のない州。州の約7割が丘陵地帯で、残りもアペニン山脈が走る山岳地。
標高差が大きく、これがオリーブオイルの風味にしっかりと影響しているんです。
代表的な品種はフラントイオ、モライオーロ、レッチーノと、トスカーナとよく似ていますが、味わいはまた一味違うんですよ。ジャーノでは、ここでしか生産されていないんだ、というサンフェリーチェ。
本当にイタリアのオリーブオイルは場所によって風味が異なります。
その土地の料理とその土地のオリーブオイルが本当によくマッチしています。
訪問したのは11月初旬。ちょうどNovello(新油)の季節で、街では収穫祭のようなイベントも開催されていました。
今回は事前にアポイントを取ったフラントイオ(搾油所)に加えて、飛び込みでの訪問も。
できるだけ多くの生産者さんを回りたくて、あちこち駆け回りました!
中でも印象的だったのが、Trevi(トレビ)の街。山のふもとから中腹まで、見渡す限りオリーブの木が広がっていて、まるでオリーブの森。
今年はどの生産者さんも「難しい年だった」と口を揃えていました。
夏の猛暑の影響かオリーブの成熟速度が速く緑から紫や黒に熟す速度が速い。
そのため、搾油量も影響を受けたそう。 収穫や搾油のタイミングがとても難しかったそうです。
それでも、1週間でウンブリア・トスカーナ(ウンブリアとの州境)を合わせて20社の試飲、フラントイオ訪問は10社。
数社は「おっ!」と感じる素晴らしい出来でした。
サンプルもいただいたので、日本に戻ってから再度テイスティング。
その後、味や質の変化も確認するので数カ月間にわたってじっくり味見を続けていきたいと思います。 ちなみに、どのオイルも酸度は0.2%前後と、しっかり高品質。
オリーブオイルだけでなく、トレビでは黒セロリやトリュフも旬を迎えていて、まさにイタリアの秋。
季節のものを大切にする地域ごとの小さなイベントやマルシェはとっても素敵です。